
GIA ダイヤモンドカットグレーディングシステムに異論を提唱します。
GIA-USA 米国宝石学会は例えて申すと「円周率 パイ 3.14159.」を極めようとしているに等しい。
・・・にも関わらず、GIA USAはEXCELLENT(エクセレント)はあまり光らないと、言っている。
現実に私達宝石業者がGIAカットグレードシステムで調査した結果 EXCELLENT(エクセレント) より VERYGOOD (ベリーグッド)の方がより強烈に光ることがある。
こんなことが有ってよいのでしょうか・・・・・・・・?!
実際、私達が確認した所によるとこれが稀に確認されるものではなく、再度に渡って散見される事態なのです。
元々ダイヤモンド4Cのひとつ【カットグレーディング】とは何だったのでしょうか。
光るか光らないか、どの程度光るか、つまり光る度合いを区分けした表現がExcellent(エクレセント)と表示したり Very Good(ベリーグッド)またGood(グッド)と表示したりするのでは無かったのでしょうか。
しかし現実にGIAでカットグレードEX / VG / に一致しない、むしろ逆の評価がなされているグレードが記載されている事が有るのです。
ご存知のようにGIA-USAは、2006年春に従来のダイヤモンドカットグレイディングシステムを改定いたしました。
勿論、ガードルの厚みとかポリッシングの良し悪しという様な欠点を指摘する必要も理解できますが‥‥
私が若かりし時代にGIAで勉強した理論、【マーセル
トルコウスキー理論】言うところの【アイディアルカットの減点方式で理論武装】をして今日まで来ましたが、近年これが理論的に整合性がないと言う事がGIA-USAによって明らかにされ、
新たな光の理論の必要性が求められるようになり、GIAから新たなダイヤモンドカットグレーディング区割り表示システムが発表されました。
このシステムを宝石業者に周知徹底を図る目的で全国各地で説明会が開講されました。
(2006年春期)
私達の考え、マーセルトルコウスキー理論は【光の二次元の論理】であり、光というものの現実の理論である【光の三次元の論理】では従来のGIAの理論は空論であることが明瞭になり、今回の改訂に至ったものと理解しております。
マーセルトルコウスキー理論

しかし、今日の段階では私の知る限りダイヤモンドの形状の計測は二次元の計測までに留まっています。
三次元の数値を計測された計測器種は出現している事を私は知りません。
‥にもかかわらず、GIAは二次元の計測器に因る【形状、角度】だけの論理で光の行方の推測による区分け理論を強行発表したように見受けられます。
しかも数値的に小数点以下一桁程度の数値の表現です。
これは論理的に申して無理があります。
仮に、これを数値的に小数点以下二桁、三桁に精度を高めても、尚も依然として誤差は生じます。
いや、100桁に計測しても誤差が発生します。
理由は光の行方を【二次元の角度、寸法、形状から】推測しようとしているからです。
GIAのシステムでの形状からの光の度合いを予測することは不可能であります。
このGIA理論が世界的に拡散することは、世界の消費者に害毒を拡散するに等しい事態と考えます。
宝石業界は早くこの事態に対処しないと大変な事になります。
「宝石屋は詐欺師の集団だ」などと揶揄されかねません。
現在のところ「形状からのダイヤモンドの光の反射行路の予潮は不可能」だからです。
もし、仮にアイディアルカットのダイヤモンドが100種類発見されたと仮定しましょう。
そのアイディアルカットのダイヤモンドをたった一個でも、研磨加工出来るのか、答えは「出来ません、不可能です」
アイディアルカットのダイヤモンド

人類にアイディアルカットのダイヤモンドは研磨加工することはできないのです。
不可能と断言します、GIA-USAはこれはご存知の筈です。
GIA−USAは「産業も学術も科学の趨勢はデジタル化の方向に向かっているので、ダイヤモンドの光の分析も、その方向がベターであると考察しているのではないか」とも受け取りますが、これは誤りです。
冒頭に記しましたが、円周率を極めることは現在のところ出来ないのです。
数学の平方根の長い小数点以下の数値を極めるに似ています。
GIA-USA

GIA−USAはダイヤモンドの研磨加工は限界があることは ご存知の筈です。
「GIA−USAはあまりにもアカデミックに走りすぎていないか」
ダイヤモンドの光り輝きはアナログが現実的で正解であろうと思います。
【群盲 象を撫でる】の愚を 犯してはいないか。と提言いたします。
私は一宝石業者としてGIA−USAが一時も早くこの事態を収拾される事を望みます。
長引けば長引くほど 宝石業者も消費者も混乱して収拾がつかない状況に陥ります。
AGT関係の会長様から現場スタッフの皆様まで、また、世界のGIA-USAの皆様、私に質問がございましたら、遠慮なくおたよりをお寄せください。
今、宝石関係者全体で、話し合うこと、議論することが大変重要な事と思います。
以上、提言いたしましたが究極の目的は
【消費者保護】の一語の所以です。